どこでも使える共通した知識が身につくこと

CAD関係の知識が身につくと有利になることのひとつ目は、ズバリ「どこでも使える知識が身につくこと」です。日本全国、どこに行っても建物や構造物があります。それらを作るには、必ずCADの力が必要な時代。そして、ほとんどのソフトは原理が共通しています。つまり、CAD関係の知識があり、実際に図面に触れるようになれば、全国どこに引っ越しても仕事ができるのです。どこでも使えるスキルを手に入れたいなら、CAD関係の知識を身につけると良いでしょう。

おだやかな職場環境でものづくりに携われる

建設業界は、安定感のある業界ですが、やはり肉体労働が多く、荒っぽいイメージがあるのか女性には長らく不人気でした。しかし、CAD関係の仕事では、オフィスワークが多く、時間の融通もきかせやすいため女性が多いことが特徴です。ものづくりに興味がある、住空間に関わる仕事がしたいと言った希望のある人で、現場に出るのはちょっと…と思う場合でも、CAD関連という現場とオフィスをつなぐセクションにいることによって、ものづくりにどっぷりと携わることができます。

実はテレワークに切り替えやすい

どんな職種でも、最初は色々と覚えることがあるので、人に教えてもらわなければいけないこともあるでしょう。しかし、 CAD関係では、いろいろな本も出ているので、ある程度基礎的な力が身についたら、あとは自分で勉強しながらスキルアップも可能です。柔軟な働き方ができる職場であればテレワークも比較的しやすいので、CAD関係の仕事であれば働く場所を選ばずに仕事ができます。ただし、時間がかかってもなかなか完成しない、ということになると、逆に時給が下がってしまうことも考えられるので、実力による裏付けが必要なことはきちんと理解しておきましょう。

CADオペレーターは、コンピューターで製図するだけではありません。評価試験など現場で力のいる仕事や、設計変更の打ち合わせのコミュニケーション能力も必須で技術・体力・人間性バランスの取れた人に向いています。